普通と異常の線引き
2016 / 03 / 07 ( Mon ) 今朝も早めに出勤したら、思いがけない事が起こりました…
職場復帰しても、不安で一杯なので早めの出勤をしています。 自分の中でイッパイイッパイだから…。 今日は自立者の入浴日で、朝早くから入浴準備をして 並んでいる患者さんもいます。 そんな中、ドアに掲示されている表の見方がわからず 自分がいつ入浴できるのかわからないと言う患者さんが いたので、一緒にドアの表を見に行って説明していたら 急に背後に回られガシッとお腹に抱きつかれ締められたんです。 術後の知覚過敏のお腹…その強い締め付けに激痛が走りました。 「放して…痛い!すみません…お腹痛いんです…」 無防備だった自分が招いた失態だったのですが 患者さんが注意を受ける結果となってしまいました。 衝動的な行為に驚いた緊張やら恐怖やらで… 一日中腹痛酷くて辛かった… ゴメンね。興奮させちゃって…ここは男性患者さんが多いから 興奮させないように気を付けなければ。 だけど、長期入院の精神科病棟の患者さんの中には 今後もずっと社会や家庭には戻れず、その存在が疎まれたり 人の愛情や温もりに恵まれないまま過ごして逝くような人もいるので 複雑な気持ちになります。 看護する側とされる側の境界線…。 精神科にいると、自分の「おかしさ」も自覚が強まる感じで かなり不安になります。 だって… 私は拘りがとても強くて、ずっと自由人だったから…。 とにかく 当てはまり過ぎる!! ![]() ~~最近読んだ一例~~ ■○○○○○○○○○の診断基準の3つのポイント 1.相互に人との関係を築けるかどうかの基準ポイン 2.強固なこだわりに関する基準ポイント 3.除外項目の基準ポイント それぞれについて詳しく見てみます。 1.相互に人との関係を築けるかに関する基準ポイント a.ボディーランゲージや視線などで人と関係を築けない。 b.年相応の友だち関係が築けない。 c.興味のあること、楽しいことを人と共有したいと思わない。 2.強固なこだわりに関する基準ポイント a.同じこと、マニアックなことに異常に集中し反復し続ける。 b.ある種の習慣や儀式に異常なほどのこだわりがある。 c.奇妙な癖、しぐさを常に繰り返し行わないといられない。 d.ある特定の物の一部へ異常なほどの熱を注ぐ。 3.除外項目の基準ポイント a.小さい頃に言葉の遅れがなかった b.知的な遅れがない 1の基準ポイントから2つ以上、 2の基準ポイントから1つ以上当てはまり、 3の除外項目どちらも満たしていると、○○○○○○○○○と診断されます。 ![]() とりあえず、明日は恐怖の委員会。どうしよぅ…書記 ![]()
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