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食介のプロフェッショナル
2016 / 05 / 16 ( Mon )
今夜のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は、食事介助のスペシャリスト看護師でした。
茨城で起きた震度5の地震のあとで、遅れて始まったけれど、

私にとっては、とても勉強になる番組でした。

ちょっと、走り書きでメモしたこと忘れないように載せておきます。


食べる力を回復させる食事介助のスペシャリストとして知られる

小山珠美看護師さんの仕事の様子を紹介していました。


全身全霊をかけて挑む医療の現場でのその一匙が希望をつなぐ…

手をとってあげて、体を起こしてあげて、口をきれいにしてあげれば

食べる準備は整う… 

声を掛けることで食べる刺激をする…

「できないと思わない。できると信じる。」

食事の時の背中の角度は30度からスタートして徐々に上げていく。

姿勢の保持、肘の使い方(肘が下がると前かがみになる。肘を固定

すると首が真っ直ぐ向く)顎が上がらないよう下の方から介助する。

などなど… なんとなくは学んだり教わったりして実践もしようと

している部分もあるけれど、なかなかできていない現実もある。

咀嚼すると唾液が出て、感染防止にもなるし、口から食べることで

視覚や味覚が刺激され脳が活性化する…


介助スプーンの情報は有難かったです。

市販の介助用スプーンがあるとのこと。表面に凸凹があり舌を刺激するのに○

柄が長いスプーンは患者に持たせて介助者が手をそえるのに○

ティースプーンは、一口が適量で○

一番窒息・誤嚥の危険性招くのがカレースプーン。

顎が上にあがると喉頭と気管が一直線となり喉頭がフタをして食べ物が食道へ

送られる動きができなくなる…

だから声掛けと顎を引くなどの姿勢保持は大事。

看護師としての基本姿勢は、どれだけ人に尽くせるかということ…

自分だったら? と自分と患者を置き換えて考える。

口が閉じないと口周辺の筋肉で口内の空気が圧縮されず

その圧で食道へ食べ物が送られず喉の奥に溜まってしまう…

唇や喉の周りをマッサージしたり、一口ごとに口を閉じるよう押さえて

飲み込みを助ける…

できないと思わない。できると信じる。

誰かが挑まないと食事スキップになりかねない状況の現場はどこも

同じかも知れない。

背中の角度、姿勢保持、咀嚼のタイミング、手をそえての食動作、

舌の上へ乗せる、口を閉じる介助など思いつく介助を試していく…

食べる力を回復する戦いは自分。患者以上に自分が頑張らなければ

ならない…

プロフェッショナルとは、自分の信念を人からの信頼に変えて

行ける人、そこを目指せる人…

私は、新米ナースとしてのこの2年間、ずっと寝たきり状態の

患者様の介護を行ってきています。

今、経口摂取がダメになりつつある患者様の担当で、日々出来る限りの

ことをしてあげたいと奮闘中ではあります。

でも、なかなか信念を貫いて挑むのは、難しい現状があり

自分の昼休み時間を削ってでも食介したい私の姿は完全に

浮いた状態となっていると思います。

でもこの食事の時間に職員がみんなで介助に当たれず、半分以上が

休憩に入ってしまう体制は、ちょっと残念です。

これでは、手が回らず介助は荒くなってしまいます。

こんなスゴイ先輩看護師が導いてくれる病院に勤められたら

新米としてはその後を左右する影響を受けられるんだろうなぁなんて

ちょっと羨ましくもあり、感動もありましたが

現状は、なかなか… 自分でも もっと勉強しないとダメだし

とりあえずは、マイペースに頑張っていくこともありなんだなと

思いました。だって、長いキャリアがあったって「プロフェッショナルの域」に

みんながなれるわけじゃないから、やはり重ねていく仕事の取組みや姿勢

考え方が大事なんだと思いました。

「看護」という職業は要領の良さや時間が重視され、自分にはとても馴染まず

難しく感じて、嫌になることが多かったけれど、

もう少し、うまく時間と役割を調整しつつ、頑張れる部分を頑張っていけるように

なりたいと思いました。

病院はいっぱいあるから、よりよい看護が目指せる状態にある職場を

探すことも大事なんだなと思ったりもしました。

…嚥下造影検査かぁ。 

昨日から経口摂取が難しくなって口に入れられなくなってしまった担当の

患者様がいて、スゴク悲しくてどうしたらいいのかと途方に暮れていたけれど

回復を信じて前向きにできることをしていかなくてはと思いました。

さて、とりあえず今夜と明日は、保育学を進めねばなりませんので

それでは、ごきげんよう。
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テーマ:働き方 - ジャンル:就職・お仕事

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