命の鼓動
2009 / 05 / 12 ( Tue ) 学生を続けながら、新人ナースとして週1日ですが診療所に行っています。
まだまだ技術が未熟で、何も出来ませんが・・・
外来は時間との戦いなので、出来ないと言ってはいられません・・・ そう・・・外来は検査が主なのです!採血と尿検査を行わなければなりません。 気がつけば・・・今日の患者様の採血を全て行ってました。 患者様の多くは、特定疾患(難病)や動脈硬化・高血圧などで、採血もうまくいかな~い ![]() しかし・・・やらなければ、経験を積まなければ技術は習得できないのですね・・・ 92歳の患者様の採血時、途中から針が動いてしまって・・・血管から血液が漏れ出て「皮下出血」の塊ができてしまいました。 これは・・・後から皮下出血の黒い跡になっちゃうな・・・と冷汗タラタラ・・・ ![]() 「すみません。血管を傷つけてしまい、ここに黒い跡がでてくると思います。しばらく経てば消えますが申し訳ありません・・・。」と説明&お詫びをするしかない私に、 「大丈夫よ。最初から上手にできなくてもね・・・痛くなかったわよ」と優しい笑顔の患者様。 92歳の血管の感触、高齢者の採血の難しさを学ぶ機会を得ました。 採血は静脈に針を刺入しますが、静脈は人それぞれ走行が違うので、看護師は指先の感覚で探り当て深さや走行を予測し、針の刺入角度を推測します。 さりげなく瞬時に・・・行われていく採血ですが、感覚が命!! なかなか難しいです。 患者様は、医療・看護人の技術向上・育成という重要な役割を果たしているのです。 今は、先輩ナースや患者様に育ててもらっている状態・・・ 採血した血液の温かさから命の鼓動が伝わってきてドキドキします。 患者様のために、苦痛を取り除いてあげられる看護が実践できる日が来るように、ドジながらも前進あるのみ!という気持ちになります。 人間はみんな・・・病気になって患者になっても、患者役割があり、誰かの役に立って生きているんですね。 自分は何の価値もない人間だ・・・もう生き場が見つからない・・・って思う人も、実際は進むべき道があるのです。 あきらめず、イラつかず、焦らず、怒らず・・・前向きに考え大らかに生きたいものです。感謝 感謝 ![]() ![]() 僕も採血してフィラリア陰性だったょ~ 病院では、怖くてブルブル震えちゃったけど診察台に乗ったら静かに出来たょ。 えさを減らされて・・・ダイエットしすぎちゃった・・・現在13.9kgだって。 もっとゴハンちょうだい ![]()
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