地球の星 2022 (Geastrum 吸湿性)
2022 / 10 / 26 ( Wed ) 外皮が開いた後、乾燥すると閉じ、雨に濡れると開くキノコを
観察して38日目、遂にキノコの正体がわかりました。 ヒメツチグリ科は外皮が開閉しないという記述が幾つもあり 「ツチグリ科」で探していたけれど見付からず… 再度、ヒメツチグリ科=Geastrumについて調べました。 すると… ヒメツチグリ科にも開閉する例外的なものもあり 「乾燥すると閉じ、雨でぬれると開く場合は 吸湿性として記述される」という一文を見付けました。 愛犬散歩は毎日開催されるプチエコツーリズムだゎん♪ Local Actoion. Global Impact. うん… イイ言葉だゾ! いかがお過ごしでしょうか? こちら犬・猫兄弟会のブログでもあります。 ![]() ![]() ※2022年10月現在、外出を伴う 動物ボランティア活動は行っておりません。 ※里親募集はありません。 ~☆ ~☆~ ☆☆☆ ~☆~ ☆~ 一人に1つしかない命と身体… 感染症から心身を守りましょう。 「感染しない・させない」 心掛けと基本的予防策は大切です! NHKデータで見る新型コロナ感染状況 山中伸弥先生による新型コロナウイルス情報 ~☆ ~☆~ ☆☆☆ ~☆~ ☆~ 雑記のコーナーは「地球の星」急展開です。 ![]() 昨年と今年、同じ所に出て来たキノコ。 調べに調べて、やはりエリマキツチグリでは ないかという結論になりました。 ![]() 「ヒメツチグリ科は外皮の開閉がない」と 説明している記述を幾つも読んだので、 外皮が開閉する「ツチグリ科」なのかな? と探していたのですが…この2年見付からなかった。 外見がソックリなのは、やはりエリマキツチグリで 「ヒメツチグリ科」であり 「ヒメツチグリ科」について再度調べてみました。 ![]() そして、ヒメツチグリ科=Geastrum〔ゲストラム〕も 開いた外皮が乾燥すると閉じる場合がある事が わかりました!! ![]() ヒメツチグリ科はGeastrum〔ゲストラム〕 一般的に地球星と呼ばれているキノコです。 ![]() 過去にはツチグリ科とヒメツチグリ科のキノコは 外見が似ているので同類と考えられていたようですが DNAを調べることができるようになり 遺伝子的に全く近縁ではない事がわかりました。 ![]() 収斂進化もしくは収束進化と言われる現象です。 ![]() そして、ヒメツチグリ科Geastrum〔ゲストラム〕の外皮も ぬれた時に開き、乾燥すると閉じる場合があり、 その場合は「吸湿性」として記述されるそうです。 ![]() Geastrum〔ゲストラム〕に分類されるキノコは 2008年時は約50種でしたが 2014年時で約120種と年々増えており 近年研究が進んでわかって来た事も増え 情報や分類も変わってきたりしているし 気候変動(温暖化)も進んでいるので 収斂(収束)進化も進んでいるのかも知れません。 ![]() ツチグリ科と同様にヒメツチグリ科の外皮も 雨で開き雨粒の圧力で胞子を噴出させ 晴れて乾燥すると胞子を守るために外皮が閉じる といった形質や機能をこのキノコは 獲得しつつあると考えられます… ![]() というわけで、散々調べて、このキノコは ヒメツチグリ科Geastrum〔ゲストラム〕 ヒメツチグリ属のエリマキツチグリ(Geastrum Triplex) の「吸湿性」であるという結論に至りました。 コロちゃんパパさん大正解でした~ ![]() ![]() 因みにエリマキツチグリというキノコ自体は 温帯の野山に生える普通種で然程珍しくはないらしい… ![]() ![]() ず~っと、外皮の開閉問題で引っかかっていたけど ヒメツチグリ科=Geastrum〔ゲストラム〕にも 外皮の開閉がある 「吸湿性」と記述されるタイプが存在する♪ やっと納得できる結論に辿り着けて嬉し~♪ 初めてこの美しいキノコを見付け調べた昨秋… ![]() ヒメツチグリ科=Geastrum(Geaster) 地球を意味するジオと 星を意味するアスターに由来した名前で 英名はEarth stars 中国後では地星科 一般的には「地球星」とか「地球の星」と 呼ばれていると知り、なんてロマンチックな Beautiful name!…と 心躍ったのを覚えています。 そして表題としていた「地球の星 2022」が 間違っていなかった事も嬉しかったです♪ 今夜はスッキリしてよく眠れそうです。 それでは おやすみなさい。 ごきげんよう
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