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地球の星 2022 (Geastrum 吸湿性)
2022 / 10 / 26 ( Wed )
外皮が開いた後、乾燥すると閉じ、雨に濡れると開くキノコを
観察して38日目、遂にキノコの正体がわかりました。

ヒメツチグリ科は外皮が開閉しないという記述が幾つもあり
「ツチグリ科」で探していたけれど見付からず…
再度、ヒメツチグリ科=Geastrumについて調べました。

すると…
ヒメツチグリ科にも開閉する例外的なものもあり
「乾燥すると閉じ、雨でぬれると開く場合は
吸湿性として記述される」という一文を見付けました。

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雑記のコーナーは「地球の星」急展開です。
キノコ6-2
昨年と今年、同じ所に出て来たキノコ。
調べに調べて、やはりエリマキツチグリでは
ないかという結論になりました。
キノコ2-6
「ヒメツチグリ科は外皮の開閉がない」と
説明している記述を幾つも読んだので、
外皮が開閉する「ツチグリ科」なのかな?
と探していたのですが…この2年見付からなかった。

外見がソックリなのは、やはりエリマキツチグリで
「ヒメツチグリ科」であり
「ヒメツチグリ科」について再度調べてみました。
外皮1
そして、ヒメツチグリ科=Geastrum〔ゲストラム〕も
開いた外皮が乾燥すると閉じる場合がある事が
わかりました!!
キノコ1-5
ヒメツチグリ科はGeastrum〔ゲストラム〕
一般的に地球星と呼ばれているキノコです。
外皮5
過去にはツチグリ科とヒメツチグリ科のキノコは
外見が似ているので同類と考えられていたようですが
DNAを調べることができるようになり
遺伝子的に全く近縁ではない事がわかりました。
キノコⅡ-2
収斂進化もしくは収束進化と言われる現象です。
キノコ35-5
そして、ヒメツチグリ科Geastrum〔ゲストラム〕の外皮も
ぬれた時に開き、乾燥すると閉じる場合があり、
その場合は「吸湿性」として記述されるそうです。
TRIOⅡ-2
Geastrum〔ゲストラム〕に分類されるキノコは
2008年時は約50種でしたが
2014年時で約120種と年々増えており
近年研究が進んでわかって来た事も増え
情報や分類も変わってきたりしているし
気候変動(温暖化)も進んでいるので
収斂(収束)進化も進んでいるのかも知れません。
キノコ2
ツチグリ科と同様にヒメツチグリ科の外皮も
雨で開き雨粒の圧力で胞子を噴出させ
晴れて乾燥すると胞子を守るために外皮が閉じる
といった形質や機能をこのキノコは
獲得しつつあると考えられます…
キノコ1
というわけで、散々調べて、このキノコは
ヒメツチグリ科Geastrum〔ゲストラム〕
ヒメツチグリ属のエリマキツチグリ(Geastrum Triplex)
の「吸湿性」であるという結論に至りました。

コロちゃんパパさん大正解でした~
キノコ35-1
因みにエリマキツチグリというキノコ自体は
温帯の野山に生える普通種で然程珍しくはないらしい…
外皮13
ず~っと、外皮の開閉問題で引っかかっていたけど

ヒメツチグリ科=Geastrum〔ゲストラム〕にも
外皮の開閉がある
「吸湿性」と記述されるタイプが存在する♪

やっと納得できる結論に辿り着けて嬉し~♪

初めてこの美しいキノコを見付け調べた昨秋…
キノコ6
ヒメツチグリ科=Geastrum(Geaster)
地球を意味するジオと
星を意味するアスターに由来した名前で
英名はEarth stars 中国後では地星科
一般的には「地球星」とか「地球の星」と
呼ばれていると知り、なんてロマンチックな
Beautiful name!…と
心躍ったのを覚えています。

そして表題としていた「地球の星 2022」が
間違っていなかった事も嬉しかったです♪

今夜はスッキリしてよく眠れそうです。
それでは おやすみなさい。
ごきげんよう


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