ミルベマイシン服用
2012 / 02 / 25 ( Sat )
シロちゃんは、ヒ素系注射後1週間が経過し、ミルベマイシンを服用しました。

今週は、体調が優れず吐いたりして、辛そうなシロちゃんでしたが

注射から1週間が経ち、更なる糸虫退治のお薬を飲むことになりました。


5本の注射ではフィラリアの成虫(親虫)しか駆除できないとのことで

子虫(ミクロフィラリア)をこのタイミングでの駆除を試みることになりました。

ヒ素系注射と長期のステロイド・抗菌薬服用で、子虫も弱っている状態にあると

考えられる今こそ、子虫に対しての攻撃を加える効果があるとのことです。

出されたお薬は、ミルベマイシンAでした。


ミルベマイシンAはフィラリア陰性犬の予防薬として飲む薬です。

ハッピーも飲んでいます。

でも、フィラリア陽性犬に対し9%の死亡率があるといわれていて

陽性犬には危険な薬です。

そのため、ショックを軽減するため、服用1時間前にステロイドの薬を飲んでから

ミルベマイシンを飲みました。


ヒ素系注射にしても、ミルベマイシンにしても、シロちゃんにとっては

死と隣り合わせのハイリスクな治療です。

若い獣医さんもきっと初めてのフィラリア根治治療例だと思われます。


服用から24時間経過し、シロちゃんは元気です。

お庭3


野良犬・放浪犬など外で過ごして来た保護犬達は、多くがフィラリア陽性…

それぞれの飼い主さんが、フィラリア治療に向き合っていることと思います。

今まで、一度もフィラリア陽性の犬を飼ったことがなかったので

フィラリア症のこと何も知りませんでした


ハッピーをもらった時も、フィラリア陰性でした。

ハッピーも放浪犬でしたが、彼は真冬の1~2月頃に生まれたと考えられ

蚊に刺される時期が短かったので、7月の保護後すぐに予防薬を開始して

難を逃れました。


シロちゃんやシロちゃんの子犬達は、生後沢山の蚊に刺されたと考えられ

昨夏以降、予防薬を飲んでもらいました。

でも、8~12月までしっかりと飲ませていなかった場合は

薬の効果がある3ヶ月幼虫の時期を過ぎて成長してしまい

フィラリア感染が起こってしまった可能性もあると考えられます。


4~5月頃に、かかりつけの動物病院から検査のお誘いがくると思いますので

フィラリア検査を必ず行って下さい。

子犬ちゃんの飼い主さん お手数おかけしますが宜しくお願いします。


フィラリア陰性の場合に飲むのは、予防薬のミルベマイシンAです。

ミルベマイシンは抗フィラリア薬ですが、消化管線虫である犬回虫、犬鞭中、犬鉤虫なども駆虫

する効果があります。

しかし、フィラリア陽性犬に対しては9%の死亡率があるといわれ、陽性犬には適しません。

それなので、検査をして陰性であることを確認したうえで予防薬を飲むようにして下さい。


フィラリア陽性だった場合には、2種類のお薬のうちどちらかが処方されると思います。

経口内服薬は、フィラリア子虫(第3幼虫)を駆虫する効果がありますが、

成虫(親虫)に効きません。親虫駆虫は注射治療となるんだそうです。(注射は子虫に効かない)


(1)モキシデック・・・この薬は、有害反応(副作用)が少ない薬です。

            犬種不明や衰弱傾向、重症フィラリアなど、治療の初期の第一選択薬。


(2)カルメドック・・・イベルメクチンが主成分で、モキシデックより効き目が強いと
            
            いわれますが、MDRI遺伝子欠損のコリー種や

            オーストラリアンシェパードには適さないといわれています。
   
            また受胎率が低下するという畜産データがあるそうです。


フィラリア陽性の場合は、成虫(親虫)が毎月新しい卵を産み、幼虫となり数か月かけて成虫へ

成長していきます。内服薬で3ヶ月幼虫を駆除できないと、成虫は増え続け、成虫が増えれば

子虫も増えていきます。

フィラリアは血中を泳ぎ回り、右心室に住みつきます。

心臓弁に絡みついて弁の動きを止めると急性心不全が起こります。

右心室から肺動脈へ流れて詰まらせると肺梗塞が起こり呼吸不全が起こります。

これらの症状は、短時間で急激に起こり、突然死を引き起こすのです。

フィラリア症は命にかかわる危険な病気であることを

多くの犬の飼い主さんが知って、予防・治療の必要性を理解して欲しいと願っています。


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