さようなら しろちゃん
2008 / 02 / 22 ( Fri ) 保護していた白い犬「しろちゃん」が老衰のため他界しました
![]() 飼い主さんの元へ帰してあげたいと思っていましたが、残念ながら間に合いませんでした。 でも、「しろちゃん」は保護当時から衰弱も酷く障害もある高齢犬だったので我が家で看取る覚悟は出来ていました・・・。 もしかしたら飼い主さんが見ているかも知れない・・・。 そんな想いで綴ってきた様子・・・しろちゃんの飼い主さん・・・ しろちゃんは大往生で大潮に誘われて旅立ちましたょ。
20日(水)より自力で立てなくなり、飲食も不能となり寝たきり状態になりました。
意識ははっきりとしていて呼びかけには応えてくれましたが、排泄も不能となり結腸にきている便は摘便してオムツ装着していました。 防寒のため毛布やコートなどで身体を覆いハウスの中に入れて寝かせました。 21日(木)1日中静かな眠り(意識はありました)・・・夕方オムツを替え摘便する時は立ち上がろうとしてくれ、その時しっぽを振ってくれました。 今夜が最期の夜になるだろう・・・と私達は子守唄を歌って毛布を被せしろちゃんをハウスの中に寝せてお別れしました。 満月の光が差し込む夜・・・自然の摂理に従って老衰で寿命が尽きて逝くのなら・・・ やはり満月。大潮の夜・・・ 午前1時に見た時は呼びかけに反応して、わずかに首と耳を動かしていました。 ・・・そのままとても静かに動いた跡も乱れた跡もなく、朝には息が絶えていました。 とても安らかで、身体の下はほのかに温かさが残っていました。 ![]() さようなら・・・しろちゃん・・・ ![]() 年齢は不詳ですが、高齢による老衰。 寿命をしっかり生き抜いて終えた大往生だと思われますので、最期は飼い犬としてご近所の皆様方、里親様達の暖かい励ましも沢山いただいて、しろちゃんは「愛情」を一杯もらって、お腹もいっぱいになって、安心して眠れる環境にも居られたので、とても幸せだったことでしょう。 10Kg超の立派な犬でした。お墓に葬る時もお隣のEさんに抱えてもらうのを手伝っていただき川のせせらぎが聞こえる場所に立派なお墓を作ることができました。 ご近所の方々も、しろちゃんとの別れを悼んでくださいました。 魔よけの「彼岸花」を植えました。(この地の風習らしい) ![]() ・・・最初保護した時は、どしようかと思いましたが、しろちゃんは私達に逸早く心を開き身をまかせてくれました。 ブラッシングや散歩・・・呼びかけに嬉しそうに応えて、けなげに穏やかな晩年を過ごしていました。お友達犬にも囲まれ楽しい一時も過ごせました。 一緒にいられたのは3ヶ月間でしたが、しろちゃんを我が家に迎えて良かったです。 そして、先代のチルやグッピーでの高齢犬を介護し看取る経験が生かせ、しろちゃんも自然な形で最期が迎えられ、悲しいけれどホッとしました。 しろちゃん3ヶ月だったけれど、一緒にいてくれてありがとう~ ![]() みなさんの暖かく優しいお心に、深く感謝しています。 皆様お世話になりました。どうもありがとうございました。 ![]() ・・・さようなら・・・しろ 春はそこまで来ていたのに・・・。 ♪秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのような きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あたなを見守る・・・♪ 辛かったね。やっと楽になれたね。千の風になって・・・自由に大空を吹きわたってね・・・
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KAITOくんのママさん 有難うございます。 寒さが厳しかった時期、お洋服を着せようと調べていて、KAITOくんが素敵にお洋服を着こなす姿を見つけて参考にさせていただき助かりました。 放浪の寂しいしろちゃんでしたが、最期はお洋服や毛布に包まれて嬉しかったと思います。
by: チル * 2008/03/08 03:06 * URL [ 編集] | page top↑
--しろちゃん安らかにね・・・--
虹の橋を渡って、今頃はしろちゃんいっぱいのお友達と楽しく遊んでいるよね・・・ しろちゃんが最後にチルさん家の子供になれたこと、しろちゃんはとても幸せだったね。 しろちゃんのご冥福を心よりお祈り致します・・・ --涙・・・--
]junさんの素敵なコメントにまた涙ボロボロ~です ![]() 川原で保護した「しろちゃん」には、「生と死」に向かい合う問題提起をされた感じがします。 成長のために、「与える愛」と「受ける愛」の両方の学びが必要なんですね。 眠るように逝ったので私達も救われました。 大きな存在になっていたことを今、思い知って悲しみが込み上げてきています。 ----
しろちゃんのこと今知りました・・。 しろちゃん、幸せに眠っているようなとっても可愛らしい表情。 「寿命をしっかり生き抜いて・・」本当に 私もそう思います。 しろちゃんは、チルさんとハッピーママたちに 出会えて愛を注がれて大切に育てられて 本当に幸せでしたね。 いつか会えるといいなーと思っていた しろちゃんに直接触れなかったことは残念だけど、 こうしてブログを通してしろちゃんの存在を 知れて嬉しかったです。しろちゃんありがとう。 献身的に愛を与えつづけた、ご家族の皆さん 大変なことも色々あったでしょうに本当に よくなさっていましたね。 悲しいけれど、ホッとした気持ちが、わたしも 少しわかるような気がします。 お身体ゆっくり休めてくださいね。 --一緒に・・・--
霧香さん ずっと一緒に見守って下さって、アドバイスや励ましで勇気を下さって、有難うございました。本当に野良犬状態だったしろちゃんは、我が家で最期に沢山の人達の愛情に包まれ嬉しそうに過ごしていました。四肢麻痺となり限界までよく頑張ったと思いました。辛い映像ですみません~しろちゃんにも霧香さんの優しい心きっと届いたことでしょう。感謝しています。 ----
しろちゃんとうとう逝ってしまったんですね… 一緒にこのブログを拝見していて身近に感じていましたので、とても辛いです。 チルさん御一家はもっと悲しいでしょう。 かわいそうに思う反面、楽になれたねとも思ってしまいます。 最後の最後でチルさん御一家と巡り合えたしろちゃんは幸せだったと思います。 看病と保護、お疲れ様でした。 --さよなら しろちゃん--
らぴこさん沢山の励まし&リンク有難うございました。本当に老衰で静かな最期となり、しろちゃんは幸せだった ![]() 月が満ちるにつれ衰退の一途だったので、お別れを察することができ、自然の摂理に従って最期が迎えられて、私達の役目も果たせたとホッとしました。 高齢犬になると、命を繋ぐ奇跡の日々が本当に重く感じられます。 ハッピーママは高齢者終末期の看護に長く携わって来たので、人間と同じように観察力と看護の力を発揮して、冷静に対応してくれました。しろちゃん最期までけなげで可愛かった・・・悲しくて力が抜けちゃいました ![]() ----
しろちゃんのご冥福をお祈りいたします。 チルさんご一家にめぐり会えて、そしてこれほど心を砕いてお世話してもらえて、しろちゃんの最期は本当に幸せでしたね。 しろちゃんはきっと、“生まれてきてよかった”と思って旅立っていったことでしょう。 最期の穏やかな表情がそれを物語っていますもん。 チルさん、ハッピーママさん、昼夜関係ない介護、本当にお疲れさまでした。 |
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