老犬との生活体験
2008 / 03 / 28 ( Fri ) 高齢犬の飼い主さんのブログを拝見していて、皆さん色々とご苦労があるのだな・・・と思いました。
湖畔(埼玉:名栗湖カヌー工房付近)では、どこかから車でやって来て、犬を捨てていく人が後を絶たないとか・・・。心優しい工房のご主人が、3~4頭を保護して飼ってくれていますが、救いきれないのが現状のようです。
最近は山に食べ物が無いのか、野生の鹿や猿、猪、ムササビ、狸なども民家付近へ降りて来て、交通事故にあったり、畑の被害も聞きます。(熊も出没!) 我が家でもH19.11月下旬~H20.2月中旬にかけ、山から降りてきた?衰弱と障害を負った高齢犬を保護して飼っていました。 残念ながら力尽きて死んでしまいましたが、最期を人の愛と満腹に満たされて幸せに過ごせ嬉しそうにしていました。 ![]() 高齢犬の放棄・・・絶対にしないで欲しいと思います! 高齢犬になると、白内障で耳も遠くなり、痩せてきたり徘徊をしたりと体型にも体調にも変化が生じてきます。知らないうちに、首輪が抜けて、放浪の旅に出ちゃう場合だってあるでしょう・・・。 外で繋いで飼っている犬であれば、首輪の確認や、徘徊で足に鎖が絡まり締め付けがないように配慮してあげて下さい。 排便や排尿も困難を極めるかも知れません。 でも、今はオムツもいいものがあって、工夫すれば清潔を保てます。そして、排泄コントロールが麻痺してくるのは晩年の一時(死が近づいてから)の場合が多いので、これまでの感謝を込め介護してあげて欲しいと思います。 ブラッシングをして、拭いてあげる。寂しい夜には悲しい声をあげることもありますが、寄り添って撫でてあげて下さい。 ・・・高齢犬・・・超高齢化社会を迎えた人間と同じように、介護や介助が必要となります。 でも、少しづつ老いて、機能が低下していく課程で、飼い主も工夫しながら一つづつ乗り越え、成長しながら最期まで共に寄り添って歩むことで、犬を飼うことの意味がより深く感動的になると思います。 「しろちゃん」と過ごしたのは、わずか3ヶ月間でした・・・。 しろちゃんがどこでどうやって生きてきたのか、どんな人に飼われていたのか・・・全く手がかりがないまま足に障害を負い、血だらけの足を引きずって、ボロボロになってやってきた「しろちゃん」でしたが、逸早く心を開き私達に甘えてくれました。 ずっと飼ってきた犬ならもっと色々な気付きや配慮ができたでしょう・・・ それでも、わずか3ヶ月、高齢犬になってからの最期の保護者に、「しろちゃん」は順応しなついて意思の疎通がはかれたのは私達にとっても、大きな喜びであり励みにもなりました。 我が家の犬達は皆、眠る前に子守唄を歌って寝付かせていました。 長い生涯、毎日撫でながら歌っていました。すると自然と眠りについていました。 亡くなる時・・・まで続きました。「しろちゃん」にも歌ってお別れしました。 高齢になって、筋力が衰え、痩せてきて・・・色々と不穏な行動が出てくるかも知れませんが、高齢犬の飼い主さん どうかどうか暖かく大切に(無理は禁物!)ゆっくりと・・・歩むことを楽しんで下さい。 心より愛犬の健康を祈り、飼い主さんの奮闘を応援しています!
テーマ:ブログペットのつぶやき - ジャンル:ブログ |
----
高齢犬を放置する飼い主さん、確かに居る現状が悲しいですね。 しろちゃんは最後に、チルさん一家という愛を受けることが出来て、幸せに逝けたと思います。 介護は本当に大変だと思います。 でも飼ったワンコは家族なのだから、最後まで面倒を見るのが当然。 高齢犬が不幸にならないように全ての飼い主さんがこういう心積もりでいてほしいです。
by: 霧香 * 2008/03/30 14:07 * URL [ 編集] | page top↑
--しろちゃんのテーマ♪--
http://j-ken.com/category/all/data/661338/ チルさん悲しまないで~ しろちゃんのテーマソングとなっていましたね~ 元気出して!ポチッと↑クリックして歌ってね♪ --永遠の愛で--
![]() 上の写真は一番のお気に入り。 これを見ると泣けてくる~ ![]() けなげで我慢強くて・・・ ハッピーを迎える前、掲示板の沢山の犬の中から、候補にしていたのが、白い犬でした。でも、ハッピーが保護された日・・・あの日の映像が「この子だ!連絡しなきゃ!」って決定的だったので、ハッピーを迎えました。 ハッピーが来てくれたことは勿論、しろが来てくれたこともきっと、必然。感謝~ ![]() --永遠のしろちゃん--
寒さが一番厳しかった時期が正念場だったから可哀想だったわね。 でも春から夏~暑くなるのも糞の問題とか大変だったかも?!やはりお互いの限界を察して逝った感じね~?頑張りましたね。 それにしても、しろちゃんは可愛かったですよね!永遠に私達の心の中で可愛がってあげましょう~ 放浪犬は不幸な運命を辿る場合が多いでしょうね。繋がれて生きてきて放り出されたってどうしていいか分からないわよ。 その点、生き抜いていたしろちゃんは賢かった?順応性抜群だったのかもね。 |
|
| ホーム |
|