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猫パルボウイルス感染症
2012 / 09 / 05 ( Wed )
保護した仔猫が招いた悲劇を経験したので、同じような悲劇の連鎖を防ぐために猫パルボウイルス感染症情報を載せます。


あぁ…なんということでしょう… 日本中で猫パルボ流行の兆しなのかしら…???


昨日は1日のうちに5軒も「猫パルボウイルス感染に似た症状が出ていますが…」とか

「感染しました」というショッキングなお電話がありました。


二つの墓



★白血球が減少するのは、ウイルスが腸管など弱っている部分から蝕んでいき、

骨髄に感染すると骨髄の白血球造血機能が低下するそうなので、

白血球数激減の特徴的所見は、数日の「腸炎」食欲不振や嘔吐・下痢の後に現れるのだそうです。



★確定診断としては、便検査があり、ウイルスは便より検出できます


★ワクチン接種後、2週間程免疫が上がってくるまでにかかりますので、

疑いのある場合は抗ウイルス薬であるインターフェロンを行います。


★潜伏期間は2~10日程だそうです。


★保護した仔猫が、結膜炎・鼻炎・口内炎・下痢・皮膚炎などを起こしている場合は、

既に、他のウイルスに感染し免疫が弱っていると考えられます。


シマ



★猫パルボウイルス感染症、猫カリシウイルス感染症、猫伝染性鼻気管炎、

 猫白血病ウイルス感染症、猫エイズなどにもこれらの症状はみられるので

 保護の最初から、感染症を持っていることを想定した、保護の在り方を検討することで

 他の同居猫への感染リスクを軽減していく配慮が必要だと考えられます…


サビ1


野良猫など外猫となっている猫を保護する場合には、猫パルボウイルス感染症などの

猫の感染症について知っておいた方が良いかと思います。


仮親猫



飼い猫の命を守るためにも、無防備に保護猫と一緒にしないように気を付けた方が安全です。

猫パルボウイルス感染症(=猫白血球減少症・猫ジステンバー)は感染力が強く

死亡率も高い病気で、別室での完全隔離と徹底した消毒管理が必要となります。

保護した猫には、感染症があると仮定して厳重な管理体制を最初からとっておくことを

おススメします。


仮母猫


無防備に一緒に飼っていて、保護猫も飼い猫も相次いで亡くしてしまった

ジョディちゃんママさんの経験を無駄にしないよう

もう一度、猫パルボウイルス感染症についておさらいしておいて下さいね。


ワクチン未接種だったもう一匹の老猫のおかぁちゃんは、仔猫達の母役だったので

感染が心配されすぐに、ワクチンとインターフェロン4本1クールを行いました。

おかぁちゃん (2)


おかあちゃんは今のところ、快食・快便で発症はありません。

便検査でも陰性です。


動物病院での対応は、待合室ではなく車内で待つ。

ドアノブなど一切の物に触らず、消毒液を踏んで入室する。

獣医師はガウン&マスク&手袋を装着し、完全防御の体制で、時間外指定の受診でした。


感染が疑われる仔猫を保護した場合は、別室隔離、直接触れないで手袋装着、

できれば防御ガウン(専用の上着→使ったら廃棄または、消毒液につける)

家族は消毒石鹸で全身を洗う…など気を付けないと、感染力が強いので伝染してしまいます。

どうか、どうか… お大事に。
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